今年の花見

 東京に桜の名所は数々あるが、今日訪れたのは練馬区にある牧野記念庭園だ。西武池袋線の大泉学園駅から、住宅街を歩いてすぐのところに牧野さんちはあった。入り口で迎えてくれたのはオオカンザクラだ。所狭しと植えられた木々は、どれも大きく大空に向かって伸びている。天を仰ぐと、仙台屋桜(センダイヤザクラ)が風に揺れていた。
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 足元に目を移せば、さまざまな野の草花が…。これは何?あっ、これは何々だ…と捜し歩くのも楽しい。そして、鞘堂には牧野富太郎の書斎がそのまま保存されている。
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 記念館にはさまざまな品が展示されていたが、?葉標本の美しさといったら例えようがない。牧野さんが使用した数々の印鑑も展示されていた。その中のひとつは牧野さん自身が作ったものだという。それは丸い印鑑で、渦巻きの中心が「の」の字になっているというものだ。巻き(マキ)+の(ノ)…というお遊びである。また、数百円也の借用証書もあった。生活費にも事欠く時期もあったらしい。それでも植物の研究をし続け、いまでは小学生でも知っている「植物図鑑の牧野さん」となった。そして後に残された庭は記念庭園となり、今日も人々が三々五々訪れる。
2008年3月28日 21:03 | コメント (0) | トラックバック (0)
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