そっと手にとり...

  本は好きだがコレクションする趣味のない私は吟味して本を買う。最近買ったのは『時の余白に』(芥川喜好・著 みすず書房 2012年5月10日発行)だ。ここここを読めば欲しくなるというものだ。みすず書房から出ている本を持っていたいという気持ちが更にその気にさせた。手に入れてもすぐには読まず、まずは眺めて手元にある喜びを堪能する。そしてやっと昨夜、読み始めた。

 今朝の朝日新聞書評欄に早速取り上げられていたが、書評を読むまでもなく私好みの本なのだ。交通量の多い国道沿いなど歩けばたちどころに鼻がむずむずする。テレビのニュースを見れば身も心も荒む。明日を思い煩うことなかれと思っても、もう今年も半年が過ぎた...と思えば迷いも出る。でも、この本はそれらすべてを消し去る。モノゴトの本質とワタシの心がじかに対面する。そして穏やかな思いが心を満たす。

2012年7月 1日 9:23 | コメント (0)
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