漢字を使いこなすには

 毎日新聞のサイトの「毎日漢字」、きょうの問題は「嫉視」だった。三択で解答するのだが、一度で正解だった。読めないことはないが、実際に使われているのは見たことがないような気がする。
 朝日新聞のBeパズル「漢字あぶりだし」のカギに「乱麻快刀」というのがあった。確かに辞書にはあったが、聞いたことも見たこともない熟語のような気がする。「乱麻快刀を絶つ」と使うそうだ。誰がどんな場合に使う言葉なのだろう。

 手を伸ばせばすぐのところに漢和辞典も国語辞典もあるので、気になるとつい辞典を開いてしまう。朝のコーヒーを飲みながら、朝刊を読みながら…。そんなことをしているとすぐに時間がたち、頭が冴えわたる。ほんとうはもう少しぼぉ〜としていたかったのに、ということになる。

 先日は天使人語に「設える」という語があった。『世界に数あるクリスマスツリーのうち、一番有名なのはニューヨークのロックフェラーセンターのそれだろうか。今年は高さ22メートルの木が設(しつら)えられ、』と書いてあった。なぜわざわざ振り仮名がふってあるのかと疑問に思い、この日も辞典を引きまくった。

 いまだに大学入試問題に一番引用されると誇っている天声人語である。いまどきの若い人が天声人語で言葉の使い方を学んでいるとしたら、「クリスマスツリーを設える」と言ったり書いたりする人が続出するのだろうか。へんなの…。いろいろと制約のある漢字のようだったが、それにしてもクリスマスツリーに使うとは大袈裟な…と思う。間違った使い方ではないとしても、「高さ22メートルの木」は「設置された」で十分だ。感覚的には「設える」は、もっと細やかなことの感じがする。  

 先頃「日本語 語感の辞典」(中村明・著 岩波書店)という辞典?本?が出たが、購入するかどうかは思案中。
2010年12月11日 10:36 | コメント (0) | トラックバック (0)
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