いろいろありまして…

 タバコ税の増税は、当然税収入の増加を狙ってのことだったのだろうが、実際にはその思惑は少々ずれたような感じだ。値上がり前の駆け込み需要で、9月は昨年の倍もの販売量だったという。つまり、値上げしたタバコは極力買いたくないと思った人が多かったわけだ。

 また、そんな高いタバコは買えないと禁煙外来に走った人も、月間7万人程度だったのが9月には17万人に一気に増えたそうだ。それどころか、今月は6日間ですでに8万人だという。そうなれば、禁煙治療補助薬は不足する。大手製薬会社は、すでに治療中の人の薬を確保するため、供給を一時、制限し、新規の患者への処方を見送るよう医療機関などに要請するという。なんともまぁ、大変な事態になったものである。禁煙外来が保険も利くようになって、ニコチン依存症は治療の対象であることが認知され始めたのに、薬不足のために治療が受けられない人は気の毒である。

 我がオットも9月に禁煙外来へ走った17万人のうちのひとりである。長年どうしょうもないニコチン依存症だった。心筋梗塞で冠動脈にステントを3個入れてもなお喫煙している、どうしょうもないオトコである。そのヒトがついに禁煙外来へ行ったらしい。5回の受診で完全に永久にニコチンと手が切れるのか少々危惧が残るが、今となっては治療が受けられるだけでも幸運である。こんなことで幸運だとか不運だとかに分かれるのは、本当はおかしいのだが、誰もかれも認識が甘かったようだ。

                               ☆

 チリの鉱山落盤事故の救出作業がいよいよ始まるという。誰もが待ちに待った「時」である。しかし、それを生中継するというのは、「どうもね…」と私は思う。現地やチリ国内は別としても、日本のテレビ局までが「世紀の救出の瞬間」を見逃してはなるものかとばかりに放送するのは、やはり「どうもね…」である。
                               ☆

 つまらない本はとっとと返して、新たに図書館で借りてきたのは次の3冊。

「絵の教室」(安野光雅・著 中公新書)
「犬と人のいる文学誌」(小山慶太・著 中公新書)
「都会の花と木」(田中修・著 中公新書)

 新書の読者の大半は40、50代の男性だという記事をどこかで読んだが、新書を3冊も借りてきた私(オンナ)って変わり者?
2010年10月13日 10:54 | コメント (0) | トラックバック (0)
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