詩人の言葉

 忘れないように書きとどめておきたい言葉が、朝日夕刊(10/22付)の文化面に載っていた。それは、詩人の長田弘さんの文章のなかにあった。長田さんは、読書について次のように書いている。

 「読みとおすのでなく、読みさす(”さす”は”止す”、中断すること)。読み切るのでなく、読み余す。読みぬくのでなく、読み継ぐ。読み解くのでなく、読みとどめる。そうして、開いたまま本を伏せて、あるいは閉じて積んで、自分の日々の時間のかたわらに置く」………と。また、「読書というのは、本を読むというだけのことではないのだ。本を自分の日々のなかに置いて、自分にとって必要な本の置き場所をつくる、そういう日々のあり方をすすんでもちこたえてゆくというのが読書なのだ」………と。

 なんて素敵な言葉なんだろう! なんだかうれしくなってしまう。
2009年10月24日 9:08 | コメント (0) | トラックバック (0)
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