バンザイ!?

 ”ついに”というか、”とうとう”というか、”やっと”というか、衆議院が解散した。何故だか知らないが、全員で万歳三唱して…。あそ〜さんは、これまで見せたことがないほどの厳しい顔をしていた。もし、最初の日からそのくらいの厳しい顔で臨んでいたら、あるいは違った結果になっていたかもしれない…と思わせるほどの厳しさだった。

 さて、そうなると今度は選挙だ。長い夏、暑い夏…などともいわれるが、案外ただうるさいだけの夏になるのかもしれない。もしかしたら、いま必要なのは政権交代ではなく単に世代交代なのかもしれない。市長が若くなり、それにつれて知事も若くなれば、次は国会議員である。

 期待されているらしい民主党は果たして大丈夫か…、本当に期待に応えられるのか、疑問がないわけではない。昨日の新聞によると、民主党は「高校無償化(国公立高校生の保護者に授業料相当額として年間12万円を支給する)」をマニフェストに盛り込む考えだという。「高校進学率が98%に達したのだから、その費用は公的に負担すべきだ」という。「高校進学率が98%」という現実を見ているだけで、その意味するところをなんら考えず…では、自民党のバラマキと同じである。本当に必要なことはなにかを、もっと考えるべきではないか。

 無利子の奨学金制度をもっと充実させ、今以上に多くの生徒が奨学金を受けられるようにするほうが、より教育的であるし、本当に必要な人(学ぶ意欲は十分あるのに、学ぶことが経済的に困難な状態にある人)のところへお金が届くのではないか。時間がかかっても奨学金は返済されるのだから、ある一定の金額を確保すれば順繰りに多くの人がその恩恵を受けることができるのではないか。
 「国からお金が出るんだしィ〜、高校くらい出ておけばァ〜」という意識が人びとの間に蔓延れば、「高校進学率が100%」になったところでその内容は非常に貧しいものになるに違いない。
 
 対自民党の公約ではなく、自分たちはこの国をどんな国にしたいのか、それを明確にする公約が必要だ。それができなければ、政権交代が実現したところで、民主党なんてもとを質せばみんな自民党だったじゃない…といわれるのがオチである。
2009年7月21日 19:45 | コメント (0) | トラックバック (0)
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