世も末?あるいは、時代の先取り?

 注目度の高い都府県知事4人を評価するか否かを尋ねる、産経新聞社とFNNの合同世論調査によれば、評価すると答えた人は大阪府知事89.3%、宮崎県知事90.3%、東京都知事60.7%だったという。ちなみに千葉県知事は18.1%だった。他の都府県は別としても、千葉県に関しては納得する数字である。実際は10%くらいではないかとさえ思う。

 さて、その評価の高い宮崎県知事だが、昨日になって驚くようなニュースが流れた。(驚いたのは私だけかもしれないが)次期総選挙に自民党から立候補するよう正式要請を受けた宮崎県知事は、その場合の立候補の条件を挙げたというのだ。人気目当てに出馬要請するのは自民党のいつもの手ではあるが、立候補の条件のひとつが「自身を自民党総裁候補とすること」だというのには心底驚いた。まるで、相手の弱みにつけ込んで野望を果たそうとするかのようだ。

 あそ〜さんは「おちょくられているとは思わないが」とコメントし、大阪府知事は「しゃれとしか思えない」と笑い飛ばし、民主党代表は「県民や国民に理解されるのか。疑問があるのではないか」と指摘したといわれているが、実際に自民党をおちょくっていて、元芸人のしゃれが出てしまって、県民や国民のことなどハナから眼中にないのだろう。それは、野望の表れではないのか。
 FNNの夕方のニュースショーで生中継で話していたが、その表情から窺うに本気と見た。しかし世間には通用しないのではないか。これまで同様に、数日後には発言撤回なりなんなりする破目になるのではないか。たぶんに人の顔色を見る人、と見えた。まずは自民党の顔色を見、メディアの顔色を見、世間の顔色を見、それから言質を翻すことだろう。
 
 こういうやり方が違法ではないにしても、また、善悪で判断することではないとしても、こっそりとではなく大きな顔でこのようなことを言ってのける人を、私は理解し難い。今の時代、このような論理で何事も動いているのだとしたら、私はもう完全に化石である。
2009年6月24日 7:20 | コメント (0) | トラックバック (0)
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