交換商品

 何がエコなのか?どこがエコなのか?全く理解に苦しむエコポイント制度である。『エコポイント制度とは「グリーン家電普及事業」の一環で、対象製品の価格の一部を「エコポイント」として購入者に付与するもの』と説明されても、だからどこがエコ?何がエコ?である。

 「グリーン家電普及事業」というのは、グリーン家電をどんどこ買ってくれぃ!ということだと理解した。ではグリーン家電とは?というと、エコポイント制度の対象となる「エアコン」、「冷蔵庫」、「地上デジタル放送対応テレビ」のことらしいと認識した。
 だが、ここらから私の腸がねじれ始める。そもそも巷にグリーン家電なるものがあったわけではないらしい。どれもこれも大型家電である。買換えには慎重に慎重を重ねた上でしか決断できない家電ばかりだ。それがホイホイ売れるようにしたいがためにエコポイント制度を考え出しただけ?

 なぁんだ、そうだったのか…と思う。「メーカーや商店街振興組合を対象に、エコポイントと交換できる商品の募集を始めた」というのだ。*省エネ・環境に配慮した商品、*全国で使える商品券・プリペイドカード、*地域振興に役立つものというのがその条件だという。つまり、消費者が欲しいと思うものではなく、メーカーや商店が売りたいものばかりになりそうだ。

 そうか、ここにミソがあったのだ。制度が実施された時点で交換商品の内容もわかっていたなら、たぶん誰も勇んでエコポイント制度の対象商品など買わないだろう。やはり、悪徳商法か詐欺っぽいものだったのだ。
 『対象製品の価格の一部を「エコポイント」として購入者に付与する』ということは、価格の中にエコポイント分の金額が上乗せされているということだ。要りもしないものを「将来必ず買います」と強制的に言わされ、その金額を払わされているようなものだ。交換商品の条件に商品券やプリペイドカードが含まれているのは、批判をかわすため?これではエコという言葉が泣く。
2009年6月 2日 20:00 | コメント (0) | トラックバック (0)
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