久々に本の話

 他にすることがあって、しばらくお休みしていた図書館通いを再会した。4ヶ月ぶりである。図書館には何の変化もなかったが、途中はあちらでもこちらでも工事をしていたし、少し大きめのコンビニが開店準備をしていた。

 さて、今回少々欲張って借りてきた本は次の5冊。
「絵 隠された意味」(杉本秀太郎・著 平凡社)
「現代随想集 青い兎」(杉本秀太郎・著 岩波書店)
「四季の無言歌」(串田孫一・著 恒文社)
「「いとおしい」という言葉」(竹西寛子・著 青土社)
「あみねこのいる生活」(ねこやま・著 主婦と生活社)

 「あみねこのいる生活」はあまりのおかしさに、思わず借りてしまった。ついでに、たぶん、そのうち、ひとつ、作ってみたいと思っている。

 「四季の無言歌」は、その本の存在を教えてくれた人が辞書を手元に置いておかなければ読めないと言っていた。確かに、読めない漢字がひょこひょこ出てくる。しかし、そのうちの半分くらいは文脈から推測して読めてしまったりする。後の半分のうちの半分くらいは読めないのだが、漢字の字面から意味はわかる。残りは全く読めないので辞書を引かねばならない。辞書をあてずっぽうに引いてもダメで、ここは漢和辞典が必要だ。

 「攀」という字などこれまでお目にかかったこともないが、「攀じ登る」とあるとヨジノボルと読むのだと理解できる。「擽る」という字も初めて見たが、「砂は足の裏を擽り、尖った小石が私の顔を顰めさせた」とあれば、”あぁ、そういう意味ね”とわかる。たとえば、この漢字「舊」。私は全く読めないし推測さえできなかった。大修館書店の漢字林で調べようにも、老眼の目では画数がわからない。目を凝らしやっと判読してくさかんむりで調べたらうすのページを見よとある。うすのところへ飛ぶと、この漢字は旧字体であるという。さらに指定されたページへ飛ぶと、なんと「舊」は「旧」の旧字体であった。この漢字は「舊い夏」という題名で使われていた。

 内容はいかにも孫一さんらしくていいし、短文ばかりなのでちょこっとずつ読むにも適している。そして、何より豊富な漢字を読み解いていく楽しさがある。
2009年4月18日 10:14 | コメント (0) | トラックバック (0)
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