国の意識、あなたの意識、私の意識

 内閣府が実施した「社会意識に関する世論調査」で、国を愛する気持ちが「強い」と答えた人が57%(前回調査比:4.9ポイント増)だったそうだ。へぇ〜というかほぉ〜というか、まぁそんなもんでしょというか、意外だというか…つまるところよくわからない。社会への貢献意識に関しても、「個人の利益よりも国民全体の利益を大切にすべきだ」と回答した人が4.3ポイント増の51.7%で、過去最高なのだという。

 これをどう考えたらいいのだろう。「国を愛する気持ち」については、何を愛国心と捉えているかによるから一概にどうとも言えないが、「個人の利益よりも国民全体の利益を大切にすべきだ」については内容が明確であるから、その言葉どうりに受け取るとかなり怖い気がする。本心なの?と聞いてみたい気がする。本当にそういう意識を持った生き方をあなたはしているの?と聞いてみたい気がする。

 たとえばいま問題の後期高齢者医療制度にしても、本当に「個人の利益よりも国民全体の利益を大切にすべきだ」と考えているなら愚痴もこぼさず不平不満も言わず従えるでしょうに。国が言うところの「国民全体の利益」とは、私たちみんなの、ひとりひとりの、すべての人の、という意味ではないことくらいわかりきっているでしょうに。
 「国を愛する気持ち」といっても、この私だってこの国は好きだ。でも、戦争など始めたらすぐにでも捨ててしまいたいと思う。こういうのはどうなのでしょうね。
2008年4月17日 14:59 | コメント (0) | トラックバック (0)
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