何のために、何を見、何を考え、何を書くか

 朝日新聞には毎月1回PR版が挟まってくる。美術展やコンサートの案内、アスパラクラブの宣伝などがその主な内容だ。中でも私が気に入っているのは、「ムササビ先生のどうぶつ記」だ。筆者は、都留文科大学地域交流センター特別非常勤講師という長い肩書きの今泉吉春さん。毎回楽しみにしている。

 その下は「記者たちの素顔」だ。これは好きでもなければ楽しみにもしていないが、一応読むことにしている。今日は、先日の「海上自衛隊の給油活動に密着」したという記者(カメラマン)の文だった。文章を書くのが専門ではないかもしれないが、その文章によって何を見てきたかが窺えるし何を考えているかを知ることもできる。そういう意味で読むと、う〜む、朝日新聞の記者ってこんなものか…と思う。

 一応新聞記者なら出かける前に事前調査(情報収集、予備知識)くらいしたらどうかと思うが、初めてのドバイに対する感想はあまりにも幼い。「ドバイ空港から自衛隊の貸しきりバスでとある港に到着」とあるが、自衛隊のことだからとあるとぼかしてあるのは仕方がないとしても、補給艦「ときわ」にどこからともなくパキスタンの駆逐艦が接近し…という文章はいただけない。子供向けのおとぎばなしではあるまいし、もうちょっとちゃんとした書きようがあるだろうに。本当にどこからともなく駆逐艦が近づいて来たと見えたのなら、この記者はよほどぼんやりした人かちゃんと仕事をしていなかったかどちらかだ。PR版だからと読者を甘く見ているのだとしたら、それはいいことではない。
2008年1月14日 9:12 | コメント (0) | トラックバック (0)
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