支援とは?

 振袖成人式騒動はますます膨れ上がっているようだ。呉服店などの有志が手作りの式典開催に向け動き出したという。名付けて「成人式プレゼントプロジェクト」、運営費は「クラウドファンディング」だそうだ。また、京都・西陣織工業組合は「着物販売レンタル」の問題の被害者に着物体験(着物レンタル・着付け・組合主催の着物ショー出演)を無料提供すると決めたそうだ。これらはどれも今回の問題を利用した(あえて利用したという言葉を使用)呉服店など着物関係業者のイベントであるからご自由にされたらいいと思うし、ソレを喜んで受け入れたい人もご自由にされたらいいと思う。
 イマドキの新成人にとっては式典や振袖での記念写真はそれほどまでに重大事なのだろうか?重大事だからこそこういう事態になっているのだろうが、私には理解しがたいことである。いつの頃からだったかもう忘れたが、何かにつけ「思い出作り」と人々が口にし始めたが、そもそも私にはコレが理解できないのだ。思い出は、さぁ!思い出を作りましょう!と言って作るものではないはず、日々の生活の中でやってきたことが後になってどれだけ想いとなって残るか…だと考える。
 今回の騒動を引き起こした問題の会社は2016年9月末時点ですでに債務超過に陥っていて、数年前からは取引先への支払いが滞っていたといわれている。難しいことではあるが、ホームページに書かれていることを鵜呑みにせず判断を間違えないようにする訓練は必要だと思う。大人になればすべて自分自身の責任で判断しなければならないのだ。キツイことをいうが、新成人にはそのことを学んでほしいと思っている。
 世間の波に逆らうようなことばかり書いている私の成人式はどうだったかというと、なかには振袖を着ている人もいたと思うが実にさまざまであった。私は自分で作ったニットのワンピース(本を見れば編み物はできたので)を着て式典に出た。3歳上の姉には振袖を準備できた親も、その3年後には二人分(私は双子)の振袖は準備できなかったようだ。その時は代わりに服を買ってくれることもなかったが、大学を卒業するときにはドレスを誂えてくれた。父にとっては、私の成人よりも大学卒業の方が数倍うれしかったのだろう(家を出たくて受けた大学には落ち、父が併願の条件として出した大学には合格した)。時は移って、息子の成人式。息子は、大学入学時に購入したスーツを着て式典に出た。

2018年1月12日 8:28 | コメント (0)
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