一挙両得

 12月19日から上野動物園ではパンダ親子の公開が始まる。シャンシャンのお披露目であり、公園デビューでもある。公開時間が限られる来年1月末までの間は、抽選方式による観覧とするという。パンダ親子の健康と安全を守ることと、シャンシャンに早く会いたいという来場者に応えるために考え出した策のようだ。
 一見、良いことづくめの一挙両得策のように思えるが、どうなのだろう…。動物園ではいつ誰が行ってもゆっくり動物を見ることができるのが理想である。抽選による観覧は理想からは程遠い。抽選で当たりいち早くシャンシャンに会えた人は、写真を撮りまくりInstagramにアップして優越感に浸る…?誰もがゆっくりと安全にシャンシャンに会える日が来るまで、非公開でもいいではないか…と思う。
 先日、井の頭自然文化園(動物園)へ出かけた。山羊や豚、鶏、アライグマ、ヤマアラシ、カピバラなどの飼育員によるエサやりを見て楽しい時間を過ごした。飼育員さんの気配を感じただけで、ドア越しに催促する山羊や豚、風に乗ってエサの臭いが鼻先に届くとやおら起き出すヤマアラシ、サツマイモやニンジン、リンゴをもしゃもしゃ食べるカピバラ…。アジアゾウのはな子の飼育日誌も展示されていた。
 「立ち止まらないで下さい」と追い立てられながらシャンシャンをチラッと見ても仕方がないではないか…、その昔パンダを見た私は、今振返ってそう思う。

2017年11月26日 7:51 | コメント (2)
この記事へのコメント
和歌山県の動物園では相当以前からパンダが沢山。子供も。
上野のパンダが何故にこんなにもてはやされるのか、不思議。
パンダの子より、この理由を考える方が面白そう。
Posted by sirouto at 2017年11月26日 11:45
 確かに!上野は中国から日本初のパンダが贈られた動物園、その歴史と伝統が飼育員さんに受け継がれてブランドパンダとなってしまったのかも…?それがいいことなのかどうか…、判断は難しいですね。どこで見てもパンダはみな可愛いパンダです。
Posted by kts at 2017年11月26日 13:04
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