はかりかねる

 『読み終わった新聞を、捨てるだけではもったいないと思いませんか。新聞紙でごみ箱をつくる方法を動画で紹介します』。こんな記事が朝日新聞デジタルにあった。揚げ足をとりたいわけではないが、私は読み終わった新聞を捨ててはいない。資源回収に出している。つまり、何らかのリサイクルがされているということである。
 作り方を動画で説明していたので試しに作ってみた。ケチをつけたいわけではないが、上の周囲は片側はきれいに折り込まれているが、もう一方は折っただけでひらひらしている(内側に折り込むことは可能だが、やりにくいからか動画ではしていない)。底の裏側は、半分だけに厚みの出る折り方である。最近の新聞は紙とはいってもただの紙ではないから、読み終えた後の新聞では角がきれいに折れない。仕上がりに安定感がないし美的でもないのだ。私は、こんなものを身の周りに置きたいとは思わない。
 一時的にゴミがたくさん出る作業をするときとか、子供が工作をするときなどにはよいかもしれない。『これからの時期、ミカン好きな人には、むいた皮を入れるのにもぴったり』とも書いてあったが、こたつの上にミカンを盛ったかごと新聞紙ゴミ箱を置いて一家だんらんを…と? 活字を目にすると読まずにはいられない活字中毒者にとってはこれは毒である。きっとゴミ箱をひっくり返してでも活字を読もうとするに違いない。

2017年11月 3日 7:58 | コメント (0)
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