歩く

 先日のことだが、改装工事が終わったターミナル駅構内でうろちょろしていたら、トイレから黒い大型犬がぬっと出てきたので驚いた。うろちょろしていたのは方向がわからなかったからで、そこにトイレがあることもわかっていなかったのだ。当然、黒い大型犬は盲導犬だった。その盲導犬の飼い主には駅員が付き添い案内していた。
 また別の日のには、駅前のバス停でバスを待っているとき、私はうっかり点字ブロックの上に立っていた。白い杖を持った女性が向こうからやって来て、私のそばで立ち止まったときやっとそのことに気がついた。慌ててごめんなさいと言って移動した。
 駅のホームで白い杖を持った人を見かけることはよくある。東京メトロ青山1丁目駅での転落事故以来、手伝えることがあるか積極的に聞いてみて…と言われているが、そのタイミングがよくわからない。私にできるのは、せいぜい邪魔にならないよう気をつける程度だ。
 白い杖だけではない。杖を持った高齢者は多い。杖を頼りに歩いている人のそばでは歩くスピードを落とし、前や後ろを横切らないよう気をつけている。できることはその程度だ。誰もが普通に道を歩くことが「難しいこと」になっているとしたら…?

2017年10月 2日 8:45 | コメント (0)
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