目覚まし広告

 朝食を取りながらぼんやり新聞を読んでいた。ためいきしか出ないような記事ばかりである。その時、一気に目が覚めるような本の広告が目についた。池内紀著「すごいトシヨリBOOK」(毎日新聞出版)というすごい題名の本だ。あの池内さんがこんな本を?と頭が働きだす。『人生の楽しみは70歳からの「下り坂」にあり』という言葉に、そういうことを言う人は多いけれど、池内さんも?と疑問がわく。
 著者は70歳になったとき、「すごいトシヨリBOOK」と名付けたノートをつくり、老いていく自分の姿を記録しはじめた。もの忘れがふえたり、身体が言うことをきかなかったり、そんな自分と向き合いながら、老人の行動をチェックするための「老化早見表」なるものを考案したという。ふむ、自身を客観的に見るということか…。なるほど、「老化早見表」をもとに楽しく老いる知恵と工夫を日々研鑽しているということか…。
 HOW TO本とか自己啓発本といった類は読まない私ではあるが、随筆ふうに書いてあるならちょっと面白いかもと興味を覚えた。どんなに足を踏ん張っていても老化の坂を転げ落ちていると感じる毎日である。それでもまだやりたいなぁと思っていることがいくつかあるのだ。それを後押ししてくれるような本だったら、読んでみるか?と…。まずは本屋で立ち読みかな。

2017年9月24日 8:23 | コメント (0)