春秋社から『擬 MODOKI 「世」あるいは別様の可能性』という本が出た。著者は松岡正剛。「擬」はもどきと読むそうだ。カニカマみたいなあのもどきだ。カニカマはおいしいと思うし、買ってでも読みたいというほどではないにしても、この本はちょっと読んでみたい気はする。
 読んでみたい本が次々現れるのに、読む気力が追いつかない。困ったことである。…で、思い切って今日はメガネの処方をしてもらいに眼科へ行った。明日はメガネ屋さんへ。
 季節もちょうど秋。秋の夜長を、秋の虫たちの合唱をBGMにして、あの本、この本、次はどれにしようか…と読みたいのだ(あ、ワタシ、すごいロウガン、年齢以上にスゴイろうがん)。

2017年9月27日 14:51 | コメント (0)

目覚まし広告

 朝食を取りながらぼんやり新聞を読んでいた。ためいきしか出ないような記事ばかりである。その時、一気に目が覚めるような本の広告が目についた。池内紀著「すごいトシヨリBOOK」(毎日新聞出版)というすごい題名の本だ。あの池内さんがこんな本を?と頭が働きだす。『人生の楽しみは70歳からの「下り坂」にあり』という言葉に、そういうことを言う人は多いけれど、池内さんも?と疑問がわく。
 著者は70歳になったとき、「すごいトシヨリBOOK」と名付けたノートをつくり、老いていく自分の姿を記録しはじめた。もの忘れがふえたり、身体が言うことをきかなかったり、そんな自分と向き合いながら、老人の行動をチェックするための「老化早見表」なるものを考案したという。ふむ、自身を客観的に見るということか…。なるほど、「老化早見表」をもとに楽しく老いる知恵と工夫を日々研鑽しているということか…。
 HOW TO本とか自己啓発本といった類は読まない私ではあるが、随筆ふうに書いてあるならちょっと面白いかもと興味を覚えた。どんなに足を踏ん張っていても老化の坂を転げ落ちていると感じる毎日である。それでもまだやりたいなぁと思っていることがいくつかあるのだ。それを後押ししてくれるような本だったら、読んでみるか?と…。まずは本屋で立ち読みかな。

2017年9月24日 8:23 | コメント (0)

現実

 『自衛隊の駐屯地に地上配備型迎撃ミサイルを配備したという。その写真を新聞で見ても、なかなか現実だと感じられない。どこかの国のどこか…くらいに思える。しかし、コレは現実。日本の高知県。狙いはグアムだと言っても、アッ、失敗しちゃった、外れちゃっちゃよ…で済ませられるのは北朝鮮であり、たぶんアメリカも、所詮あの程度さ…で済ませるかもしれない。万一日本に落ちてきそうになったら迎撃するということらしいが、なんだかねぇ…という気分。
 たぶん北朝鮮にとっては、日本に落っこちてしまっても構わないのではないか。日本はアメリカのお友達だもん…てことで。たぶんアメリカもグアムの狙いが外れて日本に落ちても、痛くも痒くもないのかも。傍迷惑なハナシだ。
 ご両人には、地球の果てにでも行って言いたい放題罵りあって、それから取っ組み合いの喧嘩でもして、最後に互いにその命をかけて決闘でもして決着をつけてもらいたいと思う。お二人とも理性的でもなければ論理的でもなく、幼稚で野蛮である。互いに脅しをかけあって、何になるというのだろう。
 国と国の、あるいはこの世界のシリアスな問題なのかもしれないが、報道の内容はまるでガキの喧嘩にしか見えないから、現実の問題と思えないのだ。』
 実はコレ、8月12日書いていたがあまりにばかばかしくて公開を躊躇した。あれからひと月…。現実はますますひどい状態になってきている。ばかばかしいが、これを現実と認識しなければいけない時期に来ているようだ。前回は「理性的でもなければ論理的でもなく、幼稚で野蛮である」と書いたが、今回はそれに「品性もなく理想もなく即物的である」と付け加えておきたい。
 「太平洋上で水爆実験をする可能性」まで言われ始めている。コレが現実となったら、そしてコレが失敗したらどうなるのか…、本当のところを誰か教えてほしい。世界中で天災地変が多くなった今、せめて避けられる危険は各国が一丸となって避けるべきではないか…と思う。 

2017年9月23日 8:44 | コメント (0)

疲れ果てる

 要因はさまざまあるが、すっかり疲れ果てた。文字通り動けなくなるのだ。仕方なしに早寝をする。そして、いつも通りの早起きだ。朝は気力もありもう大丈夫だと思う。しかし、午後になると徐々に疲れがぶり返す…という毎日だった。「もう若くはないんだわ」どころの話ではなく、「あぁ、本当に歳をとってしまったのだ」と思う。
 そんな時に、『老齢基礎年金への加算金に関する手続きのお知らせ』なるハガキが届いた。何のことやらわからず、よくよく読んで少しわかってきた。だが、この手続きがかなり厄介である。請求手続きの手順を読もうにも文字が小さくて読みづらい。そのうえ、必要な書類がいくつもある。区役所へも行かねば、年金事務所にも行かねば…。こうして、「歳をとるというはこういうことが増えるということか」と思うが、思うだけでは十分ではない。納得しなければいけないのだろう、たぶん。

2017年9月21日 8:46 | コメント (0)

刺激が欲しい!

 今日のサンヤツ(朝日9/12)にあった『「マコトよりウソ」の法則』外山滋比古著。『常識の枠をはずせば、自由な頭からおもしろい発想が生まれる。「オモテよりウラ」を楽しむ知の刺激剤!』という本である(傍線はワタシ)。他人の人生術に興味はないが、私はときどき「刺激が欲しい!」と叫ぶ。つまり、知の刺激剤が欲しいということである。そのたびに若い人からは「お茶の水へ行け!」と言われる。
 お茶の水に何があるのか?などと思う必要はない。お茶の水の大学院へ行けという意味だ。若い人曰く、ここは敷居が低いから誰でも入れる…と。そういう話じゃないと言うと、講演会や研究の発表会などに誘われる。実際、何度が行ってはみたが、十分飢えを満たすほどではない。では、どんな刺激が欲しいのだ?と問い詰められると…答えられない。
 考えてみれば、私もすぐに70歳代に突入する。徐々に身体の内外のバランスが乱れてきた。視力が著しく低下し、読むのも書くのもかなり辛い。iPhoneアプリ「hinadan」の開発者である若宮さんは82歳だという。テレビで見たが、なんとメガネをかけていないのだ。素眼でパソコンに向かっていた。
 「マコトよりウソ」「オモテよりウラ」は、ありふれた表現をすれば発想の転換だ。視力が低下してさまざまな事が困難な状態で「刺激が欲しい!」と叫んでも無理がある。老化が原因の視力低下である。若返りの水を飲みすぎて、赤ちゃんになってしまったおじいさんの昔話があったっけ…などと意味もないことを思い出す。私の「刺激が欲しい!」は、もしかしたら、たぶん、もしかしたら、たぶん、自身の老化への抵抗かもしれない?

2017年9月12日 10:37 | コメント (0)

騙し騙され

 「オレオレ詐欺」の電話を一度は見破った83歳の女性が、偽警官の「だまされたふり作戦」に騙され100万円をだまし取られという。気の毒な話である。
 そもそも警察官がプロの詐欺師を騙そうなんてムチャである。誰を信じ、何を信じていいのかわからない。身分証明書の提示を求めたとしても、それが本物か偽物かわからない…では、どうすればいいのか。まずは冷静になることか…。冷静になって、事の経緯を振り返ってみるといいかもしれない。嘘には必ずつじつまが合わないところがあるものだ。冷静に論理的に考えて、それを見極めるのがいいかもしれない。
 私の住む地域はオレオレ詐欺が多いと言われている。そのため、警察から頻繁に注意喚起の電話がかかってくる。しかし、その電話さえ本当に警察からなのかどうかわからない。とりあえず、電話は常に留守電にしておく。かけてきた相手が誰かわかるような設定にする。ある種の水際作戦である。この方が「だまされたふり作戦」よりずっと効果的ではないか?

2017年9月 9日 9:53 | コメント (0)

それぞれの老後

 何かと忙しかった日々もやっと終わり、あと1時間ほどでオットは成田から飛び立つ。そして、2年の予定の海外赴任が始まる。
 65歳以上を高齢者と呼ぶなら我々も高齢者である。その生活は老後の生活と位置づけられる。何をするにも一緒、四六時中顔を合わせている高齢者夫婦もいれば、老後の夢はふたりで海外旅行…と世界中を走り回っている高齢者夫婦もいるだろう。あるいは、ひなが一日することもなく、テレビを見ながら喧嘩を繰り返している高齢者夫婦もいるかもしれない。人それぞれ、それぞれの老後である。
 我々は…といえば、かなりの変わり者なのかもしれない。今回は、家族が同行することも可能ではあったが、私は同行できない状況でもあり、また、窮屈な海外の日本人社会に恐れをなした(コレは内緒)こともあり、日本に残ることにした。この年齢でそんな生活に不安はないのかといわれれば、不安がないわけではない。しかし、すべては何とかなる、言い換えれば、なるようにしかならないと思っている。結婚して以来かなりの年月が経過したが、オットは国内単身赴任や、数か月から1年くらいの海外赴任の繰り返しであった。別々の土地で暮らす、そういう距離感が性に合っているのかもしれないと思う。
 単身であっても、生活の拠点を移すというのは準備が大変である。10〜15sのダンボール箱を9個も送った。家族同伴で赴任するとなればその何倍も大変である。若い人であれば気力も体力もあるだろう。しかし、しかし、高齢者はその両方ともがおぼつかない。明日からしばらくはどぉ〜っと疲れが出そうである。

2017年9月 5日 10:15 | コメント (0)