楽しみな雑誌 その後…

 平凡社の隔月刊雑誌「こころ」vol.19より、いずれ読みたくなる日のために「100人の1冊」から「とりあえずリスト」を作っておくことにした。  

・唐代伝奇集 全2巻 東洋文庫 1963/10、1964/04    
・飲食事典 上下巻 平凡社ライブラリー 2012   
・明治東京逸聞史 森銃三 東洋文庫 1969    
・名ごりの夢 今泉みね 東洋文庫 1963   
・カフカの恋人 ミレナ M・ブーバー=ノイマン 平凡社ライブラリー 1993   
・雑誌「太陽」、「別冊太陽」 
     2000/12号 北欧デザイン紀行   
     2000/09号 花を愉しむ   
     2000/06号 男子、厨房に遊ぶ   
     1999/06号 作家のスタイル   
     1998/02号 アジアのある暮らし     
     1997/05号 猫と作家の物語   
     1994/08号 夏目漱石

 こうしてみると、ほとんどが昔の本だ。いかに大切にされていた本であるかがよくわかる。幸いなことにそのどれもが近くの図書館で借りることができる。人生の取捨選択の時期に入った私としては、読み残している本を読んでおきたい。昨日、芥川賞と直木賞の受賞作が決まったというが、限られた時間でどちらを読むかとなると、私は昔の本を読みたいと思う。
2014年7月18日 8:36 | コメント (0)

モンブランの似合う女

 このところ、万年筆のモンブランの新聞広告をよく見る。それで思い出したことがある。私は中学生になって万年筆を使い始めた。それが、父がくれたモンブランだったのだ。中学入学のお祝いに、などといった気の聞いた話ではない。その頃父の手元には、何かの記念にもらった万年筆が何本もあったのだ。何を思ったか知らないが、私にはモンブランをくれたのだった。

 その頃の私は大きなかっちりした字を書いていたので、モンブランはすぐに手になじみ、お気に入りの万年筆となった。生意気にも中学高校とモンブランを愛用し、その後自分でも1本買いたいと思ったときに初めてその価値を知った。持ち物がその人を表すということがある。また、持ち物によって人が作られるということもあるかもしれない。それが、「似合う」ということかもしれないと思う。

 「女性に似合う万年筆」にはあまり関心がない。あくまでもずっしりとしたモンブランらしいモンブランがいい。今となっては父の意図を知る由もないが、その評判、価値も知らずに使っていたおかげで、私は「モンブランの似合う女」になれたかな…と思っている。それが、なんとなくうれしい。
2014年7月 4日 9:18 | コメント (0)