思うこと、いろいろ

 今日から6月…だが、今朝の肌寒さといったら冬に戻ったかと思った。いずれ初夏という季節は無くなるのかなという気はしていたが、早春から一気に夏になるのだろうか。なんにしても、寒くて…夜は毛布が手放せない。

 先日図書館で借りた「堀文子画文集 1999〜2009」は、すばらしくスバラシイ本だ。以前に美容室で、たしかクロワッサンという雑誌だったと思うが、インタビュー記事を読んだときから、堀文子さんの最近の作品を見てみたいと思っていたのだった。
 ヒマラヤの標高5千メートルに咲くというく「ブルーポピー」の絵と文は、特にいい。その花は、『蕾にも茎にも葉も葉の裏まで全身が金色の刺にくるまれ』ているが、『気品に充ちた青い花はうす絹でできたように繊細』なのだという。そして、堀さんは、その花の『毅然とした生き方、よりかからず、媚びず、たった一人で己を律する姿勢に共感した』という。ひとつの花のありよう、姿に、人の、人生の真理ともいえるようなものを見出す画家の目に感服し素敵だなぁと思う。

 まわりの人の、私についての印象は、「大事にされている人、苦労なんてしていないような人」というものだ。そういわれるたびに「人の気も知らないで…」と、いやな気分がしていた。昨日もまたそういわれたのだが、どういう心境の変化があったのかわからないが、突然「もしかしたら、私はいい生き方をしているのかも」と思った。
 世の中には、社会に対するうらみつらみをその身に漂わせている人が結構多いように思う。たとえ実情はどうであれ、まわりの人に「あなたは幸せそうね」と思わせることができるというのは、イイコトかもしれないと思った。

 堀文子さんが『毅然とした生き方、よりかからず、媚びず、たった一人で己を律する姿勢に共感した』と表現した「ブルーポピー」の姿は、私の理想とする生き方そのものだ。孤独を友とし、自身で自己を守りながらも、まわりの人からは「あなたは幸せそうね」と言われる…、これでいいのかも。
2011年6月 1日 10:45 | コメント (0) | トラックバック (0)