セツデン

 毎日のようにセツデンセツデンと聞かされていたら、電気を使うことが面倒になってきた。そして、頭に浮かんだのは「晴耕雨読」という言葉である。私の朝は早い。好き好んで…ではないが、毎朝4時半に起きる。言われるまでもなく、早朝に電気を使う家事は済んでしまう。日中はリビングの照明もつけず、窓辺の明かりを求めて移動する。夕方の電機を使う家事は、4〜6時の間に済んでしまう。そんな生活を続けていたら、4月半ばから5月半ばのひと月分の電気使用量は前年度の36%減だった。

 政府は、東京電力と東北電力管内の今夏の電力需給対策として、ピーク時の最大使用電力の削減目標を一律15%減とすることを正式に決めたという。家庭には自主的な節電を促し、「家庭向け節電対策メニュー(11項目もある)」までつくったそうだ。ご親切なことである。

 また、「東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う損害賠償を支援する枠組み」も正式に決ったという。内容は結構ヤヤコシイ。「機構」を新設し、アレヤコレヤして、原発を持つ電力10社(日本原子力発電を含む)には、機構に負担金を拠出することを義務づけるそうだ。
 問題は、「東電を含む電力各社が機構に拠出する負担金分は、電気料金の値上げにつながる可能性がある」といわれていることだ。あの東電のことだから、たぶん…、いや、きっと…、値上げするだろう…と思われる。
 今現在は、電力供給量が不足しているというから仕方なしにセツデンしているだけだが、もしあれこれ理由をつけて値上げするといったら、ソノトキは抗議節電をしたいと思う。

 今日の夕刊の「原発事故での使用を想定し、国の予算30億円で開発・製造された遠隔操作ロボットが、東京電力などが「活用場面はほとんどない」と判断したために実用化されなかったことがわかった。という記事には心底驚いた。完全に言葉を失った。
 現実にこれだけの事故を起こしてしまった今も、その頃と何も変わってないのではないか。自分たちが悪いんじゃないもん、地震のせいなんだもん、津波が大きすぎたんだもん、…もん、…もん、…もん……と。
2011年5月14日 19:32 | コメント (0) | トラックバック (0)