本から本へ

 きょうは立夏、夏の幕開けだ…といいたいところだが、気温の低い1日だった。そのうえ、どちらを向いても土下座ばかりである。土下座しろとつるし上げられて土下座するしかない人や、自らとりあえず土下座しているように見える人や、それ以上の謝罪の態度はないにしても、見るのはつらいものがある。
 もともとの土下座は、身分の低い人が身分の高い人に対してする最高の礼(最敬礼の上をいく)だったらしいが、建前では身分制度などない現代では謝罪・懇願の型になってしまったらしい。土下座したから許すのか…といえば、そうではないらしい。まさか、とは思うが、それなら次は切腹でも迫るのか…?

 アチラニモコチラニモ嫌気がさしたので、気分転換に図書館へ出かけた。ついでに足を伸ばし、モノレールと京葉線にも乗ってきた。モノレールは吊下げ式で、ロープウエー並に怖かった。よく揺れるだけでなく、レールはカーブが多い。カーブの度に、周りの人には聞こえないように体内で悲鳴を上げた。

 借りてきた本は次の5冊。
「変身」(高田宏・著 高田雄太・絵 TBSブリタニカ 1993年)
「本のある生活」(高田宏・著 新潮社 1979年)
「面白い本ならある 本から本へ」(高田宏・著 創拓社 1991年)
「還暦後」(高田宏・著 清流出版 2000年)
「長谷川リン二郎画文集 静かな奇譚」(長谷川リン二郎・著 求龍堂 2010年)

 相変わらず、高田宏さんづくしである。図書館の高田宏さんの棚を読みつくしそうな勢いである。「静かな奇譚」は、後ろのほうにある「タローの思い出」という文をぜひ読んでみて…と勧められた本だ。パラパラとのぞいてみただけでも、おぉ!!という声がもれた。読むのが非常に楽しみだ。最後の一粒の、チョコレートかマロングラッセか、…みたいに。
2011年5月 6日 19:52 | コメント (0) | トラックバック (0)