風速15m

 11月らしい夜明けだった。雲を照らしながら太陽が昇った。よい天気である。さぁて、図書館へ行ってこよう…と出かけたのはいいが、やけに風が強い。足がもつれる。体が持っていかれる。それでも行きはまだよかった。帰りは風速15mの強風で、体が舞い上がりそうだった。

 その途中でふた組のフシギな母子を見かけた。最初は、3歳くらいの男の子。大きな発泡スチロールの箱のふたを振り回していた。マンションの植え込みに押し込んだり叩きつけたり、何をしているのか何をしたいのかわからない。母親らしき人は10mくらい離れたところで黙ってみているだけ。時間にして10分くらい。ようやく母親が近づいて連れて行ったのだが、男の子と母親はふたでつながっていた。
 子供がやりたがることを思い切りやらせることはいいことだが、何をしてもいいわけではないことは教えなければ…と思うのだが。

 次は、図書館への坂道で、ベビーカーに乗せられた男の子が泣きわめいていた。どうやら降ろしてぇと叫んでいるようだった。身をよじって叫んでいた。母親はだめの一点張り。図書館に入ってもまだ泣きわめき続ける男の子に、だめと頑固に言い張る母親。どんな事情があったか知らないが、見ていてつらい。

 そうして、借りてきたのは次の2冊だけ。なんだか、変な取合せ…
  「旅するノラ猫」(嵐山光三郎・著 浅生ハルミン・絵 筑摩書房)
  「大学教授という仕事」(杉原厚吉・著 水曜社)
2010年11月 9日 19:00 | コメント (0) | トラックバック (0)