ストーリー中心主義

 今朝の朝日新聞文化面の「文芸時評」のなかで、”ストーリー中心主義”という言葉に出会った。なるほど、そういう言葉があった(作ったのかも)のか…。「1Q84 BOOK3」を求めて深夜の書店で長蛇の列をつくった人たちがいたという記事を読んで、理解できない…と呟いていたのは私である。”ストーリー中心主義”ゆえに、人よりもより早く手に入れ、人よりもより早く読了しなければならぬということか…。なんとつまらない本とのつき合いだろう。そんな人たちは、その本がどんな体裁をしているかなど気にもとめないのだろうか。

 「書肆ユリイカの本」(田中栞・著 青土社)を読んでいると、その昔の本をつくる人たちの本に対する想いがひしひしと伝わってくる。そしてそういう本を買い求める人たちの想いもひしひしと伝わってくる。時を経て、古書店などを探しまわってそれらの本を手に入れた人の喜びもまた…ひしひしと伝わってくるのだ。”ストーリー中心主義”とは全く違う本とのつき合いがそこにある。
2010年4月27日 17:01 | コメント (0) | トラックバック (0)

うさこちゃんに会いに

 昨日は雨の中、ゴー・ゴー!と言ううさこちゃんの声に押されてミッフィー展へ出かけた。銀座松屋の8階へ行って、まず人の多さに驚いた。デパートでの展覧会なのにこの人出?
 製作過程などを知ることのできる展示も数多く、予想以上に楽しめた。グッズの多さにも目を見張った。小さなものから大きなものまで、ひとつひとつ見て歩くのも、また楽しい。2,3点を選び買うことにしたのはいいが、「お会計」には長蛇の列が…。ちっとやそっとでは最後尾が見えない。辿っていくとやっと「ここです」という看板を掲げている人が目に入ってきた。5、60人は並んでいたのだろうか。2万円もお買い上げの人もいれば、小さな娘のためにシールを1枚買ってやろうとしている若いママもいたりとさまざまだ。

 この後、ミッフィーは1年をかけてゴー・ゴー!と全国をまわるらしい。すごいね。
2010年4月23日 10:45 | コメント (0) | トラックバック (0)

図書館で

 週間予報では確か傘マークがついていたと思うのに晴れ、気温もぐんぐん上昇し20℃を超えた。カーディガンをはおっただけの軽装で図書館へ。在庫を確認してあったので、それぞれの番号の棚からひょいひょいひょいと拾い上げてくれば済むはずだったのに…。

 ここにあるはずと目を凝らせども見つからず、ちょうど通りかかった図書館の人に、「この本がどうしても見つけられないんですぅ…」と助けを求めた。私のメモを見ながら、「その番号の本はこの棚に」と探してくれるが見つからず。「写真集だから別のところかとここも見たのですが」という私に、いっしょになって探してくれるが見つからず。「調べてきます」と言って戻ると、「この番号の前にはCという記号がついていたんです、Cというのは…」とCの棚に案内してくれるが、そこは郷土の本ばかり。その場の担当の人が言うには、「それはCではなくてGですよ…」と。「えっえ〜?」と今度はGの棚まで、また図書館内をさ迷い歩く。なんと、そこは私が最初に助けを求めた棚だった。「あらぁ〜、やっぱりここに?」と、改めて探してもらうと…、「ありました」。 
 それは、「森の奥の動物たち ロボットカメラがとらえた森の精霊たちの姿」(鈴木直樹・著 角川学芸出版)という本。森の奥の動物たちのことだから、本棚のなかでじっと息を潜めていたらしい。

 図書館の人に本探しを頼んだのは初めてだった。これまでは、なんとなく気が進まず頼ったことはなかった。今日の人はたまたま、いわゆるフィーリングの合う人だったので、楽しく本探しができた。「わからないときはいつでも声をかけてください。少しはお役に立てると思います」とその人は言った。その謙虚さも気に入った。

 今日借りた本のあとの2冊は次のとおり。
「書肆ユリイカの本」(田中栞・著 青土社)…いい本見つけましたよ!と薦められた本
「父の石楠花」(原田康子・著 新潮社 2000年)…その場で読んでみる気になった本

 さて、明日もお出かけするのだが、気温は10℃までしかあがらないという予報。なんというめまぐるしさ。
2010年4月21日 14:50 | コメント (0) | トラックバック (0)

目が覚めた?

 晴れた!やっと4月らしい天気になった。こうでなくっちゃ…こうでなくちゃね…と、いつもはすぐにバスに乗ってしまうところを、駅まで歩いた。どの木もどの木も、新芽が精一杯背伸びして太陽の光を浴びていた。散歩中の犬がいつも以上にしっぽをふりふり歩いているように見えたのは、気のせいか…?

 薄着になると気になるのが体の重みである。クマさんに倣って冬眠をしていたら、すっかり重くなってしまった。クマさんは絶食して冬眠し、春に目覚めたときにはげっそり痩せてふらふらだという。私は、食事をしっかり取りながら冬眠してたのだ。これはまずいぞ。ほんの1kg減量すればいいのだが、その1kgが難しい。

 やっと目覚めた私は、今週は連日お出かけの予定だ。明日はふにゃふにゃへ、あさっては図書館へ、しあさってはふにふにへ…。春だ。やっと春だ。
2010年4月19日 12:41 | コメント (0) | トラックバック (0)

ヘンなの…

 春の雪、四月の雪、桜雪…なんとでも名づけられるが、とても歓迎できるものではない。今朝の気温は2℃だった。雨が途中から雪にかわった。いくらなんでも、私でも、寒い。暖房を入れた。扇風機には引っ込んでもらい、ヒーターに再度お出まし願った。しばらくはこんな気候が続くというから、覚悟も決めた。

 全日本スキー連盟理事会は、「チームウエアをきちんと着用する」などを主な内容とする強化指定選手の行動規範を決めたという。細かい文言を修正して正式決定するそうだ。変な話である。
 例の腰パン君の格好は、私は不快に感じたし、制服はある程度きちんと着るべきとは思うが、それは個人の意識の問題(”おとな”なのだから)であると思う。中学や高校の校則にある服装規定でもあるまいに…、と思う。

 「若い人は、おとなとして扱われることによってのみおとなとなり得る」、と私は信じている。余計な規則など不要である。
2010年4月17日 9:47 | コメント (0) | トラックバック (0)

春蒔きの種

 今日は春?夏?それとも、冬?と、まずは聞いて見なければならない。そして、昨日は冬。一日をとおして5〜6℃である。今日も6〜7℃だというから、やはり冬だ。そして明日も…。ごそごそと、タンスからタートルネックのセーターを引っ張り出した。このところ毎日そんなことの繰り返しである。
 気象予報士のおにいさんやおねえさんは、傘を持って行けだの冬服を着て行けだの、今日は汗ばむほどの陽気になりそう、お洗濯日和だだの、見ればわかるようなことばかり言う。素人でも天気図をみればある程度のことはわかる。知りたいのは今後の気候の動向だ。

 「チーム森田の”天気で斬る!”」というサイトでは、『寒気が日本付近に来やすい一因は、ロシア西部〜中部あたりで上空の風の流れが北へ蛇行し、その反動で、東アジアでは南への流れができやすくなっているためです』と解説している。ウン、それで…?
 気象庁の報道によると、「今年3月の世界の月平均気温は、統計を開始した1891年以降で3月としては、最も高い値となった」そうだ。その要因としては、「二酸化炭素などの温室効果ガスの大気中濃度の増加に伴う地球温暖化や、現在発生中のエルニーニョ現象の影響が考えられる。さらに、十年〜数十年程度の時間規模で繰り返される自然変動が重なっているものと考えられる」という。では、4月の低温の要因は…?

 いつのまにか便利な天気予報に頼るようになってしまったが、本来は空を仰ぎ空気を読み過去の体験を思い出し、各々が判断していたはず。また、その能力を取り戻したほうがいいのかもしれない…などと思い始める。春蒔きの種を買ってあるのだが、いつ蒔くか?その重大な判断を自分でできるようにならなければ…。
2010年4月16日 6:15 | コメント (0) | トラックバック (0)

市からプレゼント?

 千葉市動物公園に、マレーバクが繁殖のため来園したそうだ。名前は「咲子」、さこチャンだという。千葉市動物公園には、開園してすぐの頃に何度か行ったことがある。池の周りの木はまだ植えたばかり、申し訳程度に日陰を作っていた。16年後くらいに再び訪れたときには、木々が鬱蒼と茂り森をなしていたのには驚いた。

 先日、固定資産税を払えと納税通知書が届いたのだが、中から出てきたのはレッサーパンダだ。よくよく見ると、千葉市動物公園の入園料半額割引券(5名まで)だった。どんな関係があるのか不思議に思ったが、さらによく見るとそれは「市税の口座振替加入者感謝キャンペーン」で、千葉市財政局税務部からの「感謝の気持ちをこめて…」のプレゼントだった。千葉市は、若い市長さんになってからというもの、いろいろとおもしろいことがある。(入園料半額割引券をプレゼントするから、人気のないモノレールにも乗ってくださいねということかも)

 レッサーパンダを見に出かけたのはすでに5年前…、秋になったらさこチャンに会いに行ってみようか。
2010年4月14日 9:20 | コメント (0) | トラックバック (0)

再開!再会!

 昨日は20℃を越える暑さ、一転して今日は10℃以下の寒さ。どのように体調管理をすればいいのやら…。押入れの片付けのついでに暖房機と扇風機を入替えたが、少々?大いに?早まったかも。
 
 なにげなく見にいくと、「あそびをせんとや」さんが…!!寒くて縮こまっていた私の心に灯がついた!わぁぉ!!「あそびをせんとや」さんが帰って来た!!
 勝手にお仲間だと思っていたので、来る日も来るも何ヶ月も更新のないのはとても寂しかった。自分のブログを続ける意欲も失いそうだった。でも、もう大丈夫!

 我が家にも数種類のクスリを朝晩服用し続けなければならない人がいるが、大量に貯まっていく「から」を見ても私にはゴミにしか見えない。その「から」で多面体を組むことを考えていたなんて、さすがである。だが、「なんといっても組みにくくて外れやすい」「ドーム状に組むところまでであきらめてしまいました」…と知って、ちょっと安心した。
2010年4月12日 15:53 | コメント (0) | トラックバック (0)

名はナンとかをあらわす?

 平沼サンと与謝野サンらが結成する新党の名称は「たちあがれ日本(にっぽん)」だという。恥ずかしげもなく、よくそんな名が付けられたものだ…と思っていたら、命名者は都知事だというではないか。日本にはさまざまな意味を持つ漢字が数多くあるというのに、「たちあがれ」だなんて、一体誰に向かって言っているのだろうか?「日本」に向かって?つまり、私たち国民に向かって?

 冗談じゃぁない…、たちあがるべきは議員たちではないか。「立ち上がる」すなわち「離党し新党を結成する」ではないと思うけれど。なんにしても、どこにでもしゃしゃり出る都知事はもう隠居して欲しいものである。
2010年4月 7日 15:46 | コメント (0) | トラックバック (0)

本の広告を読む

 朝日新聞の今日のサンヤツを読む。新刊ではないが、「大学教授という仕事」(杉原厚吉・著 水曜社)はちょっと興味深い。厚吉さんという名前からもそれなりの年齢の人と思われるが、東大名誉教授・明治大特任教授というからやはりそれなりだろう。機会があれば読んでみようか…

 「妙ちゃんが行く! 本・ひとり旅・おいしい時間のお福分け」(清川妙・著 すばる舎)の妙ちゃんって誰だ?検索してみると、どこかのおばあちゃまらしい。結構たくさんの本を出しているらしい。どれもこれも私が読むような本ではなさそうだ。したがって「妙ちゃんが行く!」も読まないだろう。

 「新・片付け術 断捨離」(やましたひでこ・著 マガジンハウス)は重版に次ぐ重版!だそうだ。それにしても、ヘンな言葉を作り出すものだ。よく売れている本だといっても、読めば、読みさえすれば片付け上手になるとは限らない。要は、モノに対する未練執着を捨てればいいだけのこと。モノとは物の場合もあるし思い出の場合もあるし、価値の場合もあるし、いろいろネ。

 読書欄にいって、「夜と灯りと」(クレメンス・マイヤー著 新潮クレスト・ブックス)は気にかかる本だ。著者についての知識はまるでないのだが、図書館に期待しよう。

 「やすらいの花」(古井由吉・著 新潮社)は、どうしよう。短編集らしいので、いずれ読んでみるかなぁ。

 「高く手を振る日」(黒井千次・著 新潮社)は、決して読まないと思う。「70歳を越えた男女の純愛小説」なんて…。

 読みたい本のリストには、すでに次の本が記されている。
「バウルの歌」(秋野不矩・著)画文集
「ものの考え方」(串田孫一・著 学術出版会)
「雪の下の夢 わが文学的妄想録」(三木卓・著 冬花社)
 
 それに付け加えるのは、次の3冊。
「大学教授という仕事」(杉原厚吉・著 水曜社)
「夜と灯りと」(クレメンス・マイヤー著 新潮クレスト・ブックス)
「やすらいの花」(古井由吉・著 新潮社)

冬のあいだお休みにしていた図書館通いも、そろそろ再開しよう。もう少し天気がよくなったら…ね。
2010年4月 4日 12:46 | コメント (0) | トラックバック (0)

囂囂

 代返ならぬ代投票をした議員に対し囂囂たる批難が収まらないが、何故そういう事態が生じたかのほうが問題だ。というのも、その議員は引退を控えたそれ相当の年齢の人である。辞任の会見で、「魔がさした」と説明したそうだが、この議員を擁護するつもりも理解を示すつもりも毛頭ないが、そう表現するしかなかっただけのことではないかと思う。
 
 高齢のドライバーが高速道路などで逆走する事故が度々あるが、ふとした弾みに判断が狂うというのは高齢者にはつき物だし、避けようのないことでもあるようだ。それを考えると、この議員も年齢的にはそういったことがあってもおかしくない。

 だからといって、高齢者から運転免許を取り上げることはできないように、国会議員に定年制を導入したからといって解決する事柄でもない。だが、その行為を非難するだけでなく、そういうことは起こりうると互いに自覚しあうことは必要かも…。
2010年4月 3日 9:27 | コメント (0) | トラックバック (0)

4月になっても

 4月になっても天気は大荒れである。満開の桜も、あっという間に散ってしまいそう。あまりの強風に、電車は運転見合わせ。飛行機は飛んではいるが、音が異様に大きく聞こえるのはなぜ?

 昨日はエイプリルフールだった。あちこちにそれらしいものが見られたが、3D関連の記事が多かったという意見もあるようだ。私もそんな波に乗っかって、そんな風に吹かれて、「ブログの時代は終わった!当ブログも本日にて終了」なんて記事を書こうかと一瞬思ったが、おもしろくもなんともないのでやめにした。

 世の中に驚くことは多々あるが、参院本会議の採決で、代返じゃなくて代投票?をした議員が入ると聞いて驚き呆れた。自分の投票ボタンと共に、採決時に席にいなかった隣席の議員の投票ボタンも押したという。本当かいな?と思ったが、本人もそれを認め「一身上の都合」を理由に辞職願を提出したという。
 嘆かわしい、としかいいようがない。
2010年4月 2日 10:14 | コメント (0) | トラックバック (0)