手本となろう

 降ってわいたような自民党が徴兵制を検討するらしいという報道に恐怖を感じたが、今朝になって自民党の幹事長が慌てて否定の談話を発表したという。自民党の憲法改正推進本部がまとめた論点整理に、『「国民の義務について」の項目で、ドイツなどで、国民の兵役義務とともに良心的兵役拒否の権利が定められていると指摘。その上で「民主主義国家における兵役義務の意味や軍隊と国民との関係などについて、さらに詰めた検討を行う必要がある」』と書かれていたらしい。

 いきなり徴兵制を持ち出すことはないかもしれないが、自民党の隠した本心は自衛隊を軍隊を明記しいずれは徴兵制を復活させたいということだろう。しかし、根強い反対はあるだろうからドイツなどの例に倣って「良心的兵役拒否の権利」も付けておけばいいんじゃないか…ということだろう。

 自民党に限らず、民主党にも徴兵制に必ずしも反対ではないという人は少なくないかもしれない。さらに、世間を見回しても若い人には徴兵制?いいんじゃない?などという人が、案外多くないということもないのかもしれない。自分の身は自分で守る、自分の国は自分たちで守る、当たり前じゃん…などと言って。

 世界のお手本は自国にあるのに、世界を見回してアメリカを見て、そちらをお手本にしようとするのがそもそもの間違いだと、私は思うのだけれど。
2010年3月 5日 8:41 | コメント (0) | トラックバック (0)