虫の知らせ

 虫の知らせとは一種の第六感だ。それとは別に何と呼んだらいいのかわからないが、第七感としか思えないものもある。例としてはいろいろあるのだが、つい最近ではこんなことがあった。

 毎年買うカレンダーは決まっている。リビングには山種美術館のカレンダーを、玄関にはユネスコ・アジア文化センターのカレンダーを…というふうに。ところが、なんとなく来年の玄関用のカレンダーは何か別のものにしようかなぁ〜という気になった。なんとはなしに、私のなかではアジア文化センターのカレンダーは終わってしまっていたのだった。それでも、毎年来る案内がいつになっても届かないことを心のすみでは気にかけていた。
 そして数週間がたち、これは変だと思いアジア文化センターのサイトを見ると、「ACCUカレンダーは財政的理由から制作・販売を休止」というお知らせが出ていた。

 毎年、あんなに楽しみにしていたACCUカレンダーを、突然もうおしまいにしようか…という気になったというのは意識の深いところで何かを察していたとしか思えない。楽しみにしているのにいきなり休止をしらされたら、それはそれはとてもがっかりする。しかし、あらかじめ自分のなかでけりをつけていれば、休止の事実を知っても、それほどまでにはがっかりせず、そうなんだ…と納得する。ある意味では、この第七感は一種の自己保身の役に立っている、といえなくもない。とはいえ、「財政的理由から」というのは重ね重ね残念である。
2009年11月25日 9:57 | コメント (0) | トラックバック (0)