毒づく

 昼時の、駅前のコンビニでのことだった。私はコンビニ利用常習者ではないが、時に利用する。今日は、有料の粗大ゴミの納付券を購入する必要があったため利用したのだった。そのときの出来事である。

 レジは3箇所あった。私は一番奥のレジに並んだ。そこからはすべてが見渡せるからだ。入り口に近いレジを1番とすると、そこは3番である。順番を待ちながら見ていると、入り口の方から来た人が2番レジに進んだ。小学生くらいの男の子を2人つれたイスラム教徒風のベールを被った女性だった。3番レジでは、お弁当購入の若い男性の番が済んだ。私の前に並んでいた、小さな子と幼児を連れベビーカーを押した女性がレジに進んだのと同時に、2番レジが空いたので私は2番レジに進んだ。
 すると、「2番目にお待ちのお客さま、どうぞ」と叫んでいた2番レジ担当の若い店員(女性)が、まるで詰問するかのように言ったのだった。「2番目に並んでいた方からです。ちゃんと並んでいたんですかぁ?」と。

 3番レジの方を指差し「あちらに並んでたんですッ」と言ったが、オバサンはこれだから困ると言いたげな顔をしていた。虫の居所が悪かった私は、そのときキレタ。「声をかけられる前に来てはいけなかったんですかッ?」と毒づいた。もっとも、声は出さずに、だったが…。

 たとえそんなものがあるとしても、私はコンビニルールなど知らない。知らないが、状況を見て判断し行動している。ベールの女性が並ばずに2番レジに進んだのを見ていたので、1列待ちルールで動いているとは思わなかったが、私の前に並んでいる人がレジに進んだのを確認してから、隣の空いたレジに移動したのである。
 よく見ていなかったのはレジの若い子のほうである。マニュアルどおりに仕事をしているかもしれないが、オバサンはすぐに割り込みをするという先入観を持っていた。

 コンビニといえども1列待ちルールでやりたいのなら、銀行のATMのようにロープを張るべきである。その余裕がないなら、床にラインを引くべきである。
 気がつかずに割り込んでしまったなら、私はすかさず謝る。しかし、今日は割り込んではいない。2番レジの人が「2番目にお待ちのお客さま、どうぞ」と言い終わらないうちに、2番レジの前に立っただけである。非難される筋合いはない。確認のためであるなら、他に言いようがあるだろうがッ、と言いたい。
 あのコンビニには2度と行かない。家の近くにも、駅前にも、駅までの道筋にも、コンビニはいくらでもあるのだ。
2009年9月24日 19:23 | コメント (0) | トラックバック (0)