文学の森

 今日は、いつもの中央図書館ではなく近くの図書館へ。借りたのは次の2冊。いずれも閉架書庫入りの本である。奥の書庫から探し出してきてもらうのに、結構時間がかかった。

ちくま文学の森6 思いがけない話」(安野光雅・森毅・井上ひさし・池内紀/編 1988年)
ちくま文学の森7 恐ろしい話」   (同上)

 収録されている作品についてはそれぞれのリンク先で見て欲しいのだが、なかなかの品揃えである。文学全集ほど大げさではなく、それでいて中味は充実している。しかも、多くの漢字にふりがなが付いている。イマドキの中学生でも十分に読めるはず。夏休みの読書感想文に悩んでいる人がいたら、「ちくま文学の森」シリーズを薦めたい。

 それほどの本であるにもかかわらず、20年以上も前の本だからと奥の書庫にしまいこまれてしまう。暗い?書庫の片隅で本は泣いている。図書館は蔵書数を誇ってもしかたがない。図書館の本は多くの人に読まれてこそ意味がある。書庫の隅で泣いていた2冊の本が、今は私の書棚で微笑んでいる。
2009年8月22日 13:24 | コメント (0) | トラックバック (0)