話が違う

 日テレNEWS24のサイトに「最新キャスターブログ」というのがある(たまたま見て知ったのだが)。そのなかで「小学生17人がジャガイモ食べ腹痛 奈良市」というニュースを取り上げていたキャスターがいた。驚いたのは、そのコメントの言葉である。『湿度が65%以上になると食べ物は腐りやすくなるそうです。これからの季節、食中毒に要注意ですね。』と言うのだ。

 ジャガイモの芽を食べて中毒を起こしたことと、梅雨時の食中毒とは意味が違う。なんともずれたコメントである。校庭で育て15日に収穫したものを、翌日の午前中に調理したという。湿度が65%以上になって、一晩でジャガイモが腐ったとは考えにくい。ニュースの中でも、『芽を取らないなど調理方法に問題があった可能性があるという』、と伝えている。キャスターがその事実を捻じ曲げて(意図的にではなく、単なる無知で?)、あたかも梅雨時の食中毒であるかのようにコメントするのは、少々(いや、大いに)問題である。

 家庭科の調理実習というから、当然、家庭科の先生がいて調理の仕方を教えていたと思われる。しかし、その教師に、基本というか常識というか、ジャガイモの芽は食べたらいけない(お腹こわすよ)という知識がないとは、どういうことなのだろう。不思議でならない。家庭科の実習という場であるからこそ、「ジャガイモの芽は必ず取って…」と教えて欲しいと思うのだけれど。

 …と、ここまで書いてからNHKのニュースを見ると、3〜4cmの小ぶりのジャガイモだったとか、芽は取ったとか言っている。ついでに他のニュースも見てみると、どうやら十分に育っていないジャガイモを食べたらしい。食育だの何だのといったところで、いったい何を考えているのやら。いったい何をしているのやら。
2009年7月16日 20:08 | コメント (0) | トラックバック (0)