エコという名のエサ

 エコポイント制度のポイント数が発表されたが、どう見てもこれはまやかしである。この制度は、経済危機対策の一環として省エネ家電購入を促進するために導入されたものだという。しかし、省エネ家電購入を援助するものではなく、省エネ家電を購入することによって得られたポイントで更なる消費をせよというのが主眼らしい。国民を二重に消費に走らせようという制度である。しかも、2012年3月末という有効期限付である。

 ひたすら消費を煽ることが経済危機対策だなんてそんなバカな…と、経済問題には疎い私でさえ思うのだが、経済の専門家はいい政策だと本心から思っているのだろうか。補正予算が通ると、定額給付金に続いてこのばかげたエコポイント制度も実施される。今の政府はもう救いようがない。

 ポイントの交換は、交換できる商品のカタログを作り通信販売方式にする方針だという。交換商品の内容は未定、カタログの配布方法も未定、内容は何も煮詰まっていないまま実施ばかり急ぐのは、定額給付金のときと同じである。制度の運用は民間に委託し事務局を設けると政府はいっているそうだが、未定だらけの制度を民間に委託するのも、定額給付金の支給方法その他をすべて各自治体に任せたのと同じ。何もかも定額給付金の二の舞である。柳の下にはいつも泥鰌がいると思っているらしい。
2009年5月12日 19:14 | コメント (0) | トラックバック (0)