ヒューマニティ

 なんでもかんでもすぐに外国と比較して云々するのは好きではないが、外国では当たり前のことが日本では当たり前にならないのは何故だろうと思うことがある。朝日新聞社のPR誌「1冊の本」に、「ロンドンから」(筆者は森嶋瑶子さん)というコラムがある。3月号は『「ヒューマニティ」早期教育』というタイトル。

 イギリスのティーンエイジャーは、学校でなく日常生活の中でボランティア活動を体験できるという。そうして、ヒューマニティ育成が可能になるという。そして、筆者は、「自分たちのできることを、できる場所で、できる時間に―できれば楽しみながら―することが、社会に対しての何らかの貢献につながっているという気持ちを子ども時代に経験するのは、その第一歩ではないだろうか」という。

 翻って日本では…?、いまさら言うまでもないだろう。ボランティアやヒューマニティの意味の捉え方以前のところに、違いというか問題があるのかも知れないという気がする。そもそも日本の学校教育には、ヒューマニティ育成などという概念はないのではないだろうか。
2008年3月 2日 10:15 | コメント (0) | トラックバック (0)