まもなく春が

 もう30日だ。あと1日で1月も終わる。つい先日、新年の挨拶をしたばかりだというのに。光陰矢のごとしなどという使い古されたことわざを持ち出すまでもなく、日々は飛んで行く。地球の回転が早くなったのではないか…などと、あらぬことを疑いたくもなる。
 2月になればすぐに節分があり、立春となる。雨あがりの、電線の水滴がキラキラ光る朝、チチチチと鳴く野鳥の声が「雨がやんだよ、雨がやんだよ!」と言っているように聞こえた。

 節分には、忘れずに節分豆ごはんを炊こう。年に1度の行事の、年に1度の豆ごはんだ。私は豆ごはんは食べるが、豆まきはしなし節分法会にも行ったことはない。しかし、各地の寺では節分法会が行われ人々で賑わう。賑わいすぎて、中止する寺がでてきた。横浜の弘明寺では60年の伝統を断つことに決めたという。
 600uの境内に、約千人もの人々が押しかけるらしい。一人あたり0.6u?ではまさに身動きならない混雑であるが、豆を目がけて人々は押し合いへし合い右往左往するわけだ。本来の意味を忘れた人々が節分法会に殺到し、また、本来の意味を忘れた寺がそれを中止してしまう。
2008年1月30日 12:08 | コメント (0) | トラックバック (0)