勘違い民主主義

 なんだかとても虚しい。つまるところは数で決まってしまう。それが民主主義だと思い込んでいる人々がいる。少数派の意見・主張も聞いて、それを取り入れたうえで、より多くの人々が納得するところに決めるのが民主主義ではなかったか。手続き上はそれが許されているからと、数だけで押し切るのは独裁と何ら変わらないではないか。しかし、ソンナコトヲイッテミテモショセンムナシイ。

 民主党も情けない。議論がへただ。言いたいことだけを言いつのっていればいいというものでもないだろうに。相手を論破してこそ議論である。民主党はそれができないらしい。派手に幟はバンバン立てるけれど、それでもうことを終えた気になってしまうのか、その後がいけない。補給支援特別措置法案の継続審議を断念せざるを得ないとみるやいなや、とっとと次のこと(ガソリン税の暫定税率撤廃に向けての野党の結束を計る)に取り掛かるとは。

 補給した油を目的外使用をしないよう改めて求めるため各国との間で交換公文を結ぶというが、それは建前を確認し合うだけにすぎないのではないか。事前に艦船の行動予定を把握した上で給油を行うともいうが、行動予定はいつでも変更可能な予定に過ぎないではないか。

 虚しさに輪を掛けるような因縁話まで報道されている。「参院で否決された法案を衆院で再議決した前回の事例は、昭和26年”モーターボート競走法”」。モーターボートといえば笹川さん。現衆院議院運営委員長はその息子の笹川さん。モーターボート競走法を再議決した時の衆院議運委員長は小沢さん。その息子が現民主党代表の小沢さん。なんとも狭い世界である。家業が政治屋の人がなんと多いことか。
2008年1月11日 8:44 | コメント (0) | トラックバック (0)