誰のせいではなく

 それほど冷え込んでいたとは感じなかったのだが、窓の外を見ると一面に霜が降りていた。車の屋根も家の屋根も粉雪でも降ったかと思うほどに真っ白だった。マンションの谷間のわずかばかりの畑にも霜がびっしりと。しかし、今日の日中の気温は高めらしい。雪国のことはわからないが、確かにこの冬は暖冬だと感じる。
 
 よその国のことなどわからないけれど、ここまで言うのかなぁと思ったのが、アメリカのテレビのインタビューでのパキスタン大統領の発言だ。ブット元首相が暗殺されたのは自己責任だと言ってのけたらしい。「彼女だけが責められるべきであって、ほかの誰も悪くない。責任は彼女にある」…と。驚いた。
 ミャンマーのスーチーさんにしてもパキスタンのブットさんにしても(どちらも偶然?女性だが)、自分の氏素姓立場その他諸々のことを十分に自覚したうえで、自分の使命に命を賭けている人だと思う。別の生き方をすれば、もっと安楽に生きられるのに…、である。その国にそんな立場の人間として生まれたばかりに、命を危険にさらしてもやらねばならないことがあったのだろうということを理解しなければ、不注意な行動と批判するだけに終わってしまう。
2008年1月 6日 9:13 | コメント (0) | トラックバック (0)